日本の染工場

日本の染工場

30年以上もお世話になっている日本の染色プロ

今日はヤッコマリカルドがタイの自社工場が出来る前からお世話になっている染工場のご紹介です。東京、墨田区にある川合染工場です。
1951年創業の染工場で大きな敷地の中にパドルポットからロータリーポット、大きさも様々な染め窯を使い、分量やアイテム、素材によって使い分けをして、品質の良いものをいつも供給してもらっています。
50キロ窯


広い敷地の中に色々な窯で染色を行っています。

ここは資料館です。今までの各ブランドの染色のデータ

帽子も染めるそうです。  








ヤッコマリカルドの染色の記録を少し見せてもらいました。
膨大な数のデータが存在します。
このデータさえあれば、また同じ色に染め直すこともできるのです。

ブランドによっては顧客様からの染め直しの注文などが入るそうですが、そういったものも資料室にあるブランド毎のデータにより、お高くはなりますが、同じ色に染め直しも可能だということです。
タイの自社工場に染工場を作った時も川合さんに現地まで足を運んでもらい、サポートしていただきましたし、技術者の育成にも尽力していただいたのです。

川合染工場さんはこだわりを持って新しいことにも挑戦しています。
東炊き染という江戸時代に行われていた「釜入れ」という技法を使った染色で、繊維(織物)を五右 衛門風呂に入れ、そこに石灰や植物灰汁を混ぜて煮る方法です。

いくつか素材を見せてもらいましたがとてもふんわりと仕上がっていて、温もりがある肌触りです。川合さんでは日本の価値観や美徳を大事に量的幸福から質的幸福を提案して大切にしたいとこういった東炊き染にも挑戦しているヤッコマリカルドのパートナーとしては申し分ない染工場さんです。

ヤッコマリカルドはこのようなこだわりをもった人々とのつながりで作り続けられているのです。ヤッコマリカルドだけではないこだわりとプロ意識が私たちの商品の一つ一つを支えてもらっているのです。
 

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